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2012年6月23日 (土)

次世代へ伝えなければいけないこと…慰霊の日に

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今年も6月23日がやってきた。

戦後67年目の慰霊の日。

 

那覇に暮らしていた時と同じように、

南西の方角(その先には遠く、摩文仁の丘)へ向かい、

想像を絶するような苦難の中、

苛烈な地上戦で犠牲になった20万の御霊に哀悼の意を捧げる。

鎮魂の思いを込めて。

 

本土決戦の時間稼ぎとしての「捨石作戦」による地上戦で、

沖縄県民の4分の1が尊い命を落とした。

 

那覇にいた2004年夏、

沖縄国際大に米軍のヘリが墜落した。

米軍により立入禁止処理がなされ、

手も足も出ない警察の実態をリアルタイムで見た。

「日本は独立国家なのか」という疑心と

「沖縄は、まだ終わっていない」という確信。

 

体験者の口の重さが、この地上戦の苛烈さを教えてくれている。

時が流れて、歴史を語り伝える人たちが高齢化し、

直接的な体験や証言や記憶は、いずれとぎれていくだろうが、

残酷さと悲しみの中で、

あえて記憶を封印し、何も語ろうとしない人達の思いを忘れてはいけない。

 

戦世をくぐり抜けてきたおばぁの言葉、「命どぅ宝」がズシリと重い。

 

今年も6月23日がやってきた。

ブログ開設して3回目の慰霊の日。

毎回同じ表現を繰り返しているが、

今を生きる私たちに課せられているのは、

強い意志を持って、

あの悲惨な事実を風化させることなく、

しっかりと次世代に伝えていかなければならない

ということだ。

 

2005年に発売された古謝美佐子さんが唄う「黒い雨」。

黒い雨とは、空から降ってくる弾丸の雨のことである。

古謝美佐子さんは、

「子供達の未来が戦争の無い星であって欲しい、という願い。

そして我々の世代が今のうちに過去の悲惨な体験を語り伝え、

今の沖縄の現状を少しでも理解して欲しい、という想い、

このウタにはそんな二つの願いと想いが詰まっています。」

という。

この唄を聞くたびに、「戦争の愚かさ」と「平和への願い」と「命の大切さ」を

思う。

 

黒い雨(作詞・作曲:佐原一哉)

 

雨が降る降る どんと降る
お空はまっ暗 鉛色
どこから降るのか わかりゃせぬ
ホーイ ホーイ ホーイ ホー
ホーイ ホーイ ホーイ ホー

 

雨が降る降る しゃんと降る
母さん痛いよ 冷たいよ
さあさ お家に入りゃんせ
ホーイ ホーイ ホーイ ホー
ホーイ ホーイ ホーイ ホー

 

雨が降る降る ドンと降る
父さんこの雨 何の雨
名前の無い雨 黒い雨
ホーイ ホーイ ホーイ ホー
ホーイ ホーイ ホーイ ホー

 

雨が降る降る シャンと降る
狙った獲物ははずしゃせぬ
逃げても逃げても追ってくる
ホーイ ホーイ ホーイ ホー
ホーイ ホーイ ホーイ ホー

 

雨が降る降る どんと降る
明日は晴れるか また降るか
てるてる坊主に祈りゃんせ

 

画像にカーソルをあて、クリックしてください.画像が拡大します。

 

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